花便り

雨音と。

紫陽花たちが梅雨入りを待つ六月初旬。

カウンセリングルームの鉢植え紫陽花は、ガク部分が開花しました。

雨を受け瑞々しい紫陽花を見ると、ホッと気持ちが和みます。

雨音を聞くと、敬愛する音楽家のある言葉を思い出します。

その先生が闘病中、「投薬中は、気力体力とも消耗してしまい、音楽を受け止めるエネルギーさえなくなってしまった、それなのに心は強烈に音を求めている。そんな時、最高の音楽が雨音でした。これまで沢山作曲してきたけれど、自然界が産む音楽には叶わない。。」と。

音作りに人生をかけ向き合ってきた先生の言葉は、自然音の方が素晴らしいとか、素晴らしくないとかではなく、それほど自然が産む音には、人の手では作れない唯一無二の優しい栄養がある。そんな事を教えていただきました。

鬱陶しく感じる事が多い雨ですが、しとしと音に心が落ち着くこともありますね。

ちょっと疲れたなぁ……という時、

風の音や鳥の声、木の葉が揺れ踊る音、私たちの日常にはたくさんのヒーリング音楽が流れています。

窓の外で自然音浴や月光浴、星空を眺めてみる、土が立つ雨の香りを感じてみる……

自然が産出した栄養を、五感から受け取ってみるのも優しさに包まれる時間になりそうです。

雨音は心潤す自然界のヒーリングサウンド(^^)