花便り

百花繚乱

カウンセリングルームのベランダは、春を謳歌すべく今まさに百花繚乱です。

種から育てたネモフィラ

10月に種蒔きをしてから強風や寒さにも負けず越冬し、こんなに綺麗に咲いてくれました。

ひたち海浜公園の様なブルーのカーペットとはいかずとも、年月と愛情かけたものは愛おしい。
(備忘録:液肥なしで良い様子。液肥の頻度が多かったのか徒長気味になり自立が辛そう。)

不要な過保護は、自力を邪魔する重石となる。まさにその通り。子育てと良く似ていますね(^^)

プリムラのマラコイデスとジュリアン・そしてビオラ。

ジュリアン以外は全て種から育てたものです。
中でも濃赤紫のマラコイデスは昨年のこぼれ種から自力で発芽しここまで咲いています。本当にたくましい。。

ビオラから1本咲いたマラコイデスもこぼれ種から。
花かんざしも柔らかに風に揺れています。
晩秋から彩りを見せてくれたガーデンシクラメンもまだ頑張ってくれています。
チューリップは間もなく開花の様子

もう一本のチューリップは、のんびり屋さんの様子(^^)
生き物にはみんな個性がありますね。

カウンセリングでも良くするお話の一つですが、捉え方次第で認識は大きく違うものになります。

良く言えば、おっとりしていて大らか。
悪く言えば、のろま。トロい。
長所と短所は紙一重です。

早く咲けば、早く世界を味わえるけれど、他よりも生の時間は短い。
遅く咲けば、世界を知るのは遅いけれど、他よりも長く生の時間がある。

どれが一番良いかはその人それぞれ。
自分の個性と捉えられれば、足らぬ自分を許せるし自尊心も育てることができます。

【何ごとも一長一短】
自身に対してだけでなく、物事を柔軟に捉えられる、そんな言葉の一つです。

菜花は土を感じる春の香り。